岡崎南ライオンズクラブ主催、日経新聞社インド支局長・岩城聡氏の講演会。講師はモディ首相にファーストネームで呼ばれる日本人の一人です。

　今年５月、国政選挙で与党が大きく議席を失いインド株が急落したことについては、独裁国家のイメージがあるが民主主義は機能している、モディ体制は岩盤で次期政権も政策は継続される、とのこと。

　インドで活躍する日本企業はスズキの他にもユニ・チャーム、ダイキン、三井物産などが社会的課題の克服に取り組む事例を紹介。

　他にもインド関連企業は多数あるが、実は日本の存在感は低く、韓国と比較しても周回遅れ。その最大の理由は、日本の駐在員が数年単位で交代し、「早く東京へ帰りたい」と思いながら過ごすのに対し、韓国企業はヒンディー語を習得させ片道切符で送り込み、成功したら報酬も大。意気込みの差だと指摘。

　最後に、将来性あるインドで成功するためには、前提としてこの国が「超自己チュー」な国だと理解するようアドバイス。納得です。【のび太】