株式コラム・459 アメリカ物価体験
2024年10月18日
米国ではラーメン一杯三千円もしたと日本人が驚きます。著者も久しぶりに米国を訪問しました。サンフランシスコでは、宿泊したホテルの前で連日ドラム缶を鳴らして賃上げストを続行。時給は全米一高い都市なのに、物価も全米一高いので生活は楽でないのです。
そんな街の洒落たレストランは当然に高い。そこに税金とチップ(カード決済では義務ではないものの18~22%の選択を迫られる)が加わる。
ミュージアムやテーマパークの入場料も高い。施設内のみやげ屋ではありふれた品に驚きの値札。これはインフレだからでしょうか。
旅の後半はニューメキシコ州の地方都市。そこでの地元スーパーやダイナー(街の定食屋)ではちょっと高いと思うものの、円安と日本の二倍はあろう皿一杯の量(食べ切れない!)を考慮すればむしろ安い。
私たちは物価の高い街へ行き、高い食事をして、わざわざラーメンを食べて、エンタメを楽しみ、高いみやげを買う。米国人にとって非日常的な値段を体験して帰国するのです。【のび太】