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株式コラム・235 暴買いの裏理由

中国人の買い物、いわゆる爆買いに関連した話題をひとつ。安売りのドンキホーテは中国人スタッフを揃え爆買いに対応しています。

ドンキの子会社にアクリーティブという金融子会社(東証一部)があり、ここが「外貨によるレジ精算サービス」を開始すると発表、株価が急騰しました。

ドンキでのレジ精算業務をアク社が請負い、そのときに外貨(中国なら元)を現金でも取り扱うというものです。通常、百貨店ではカードを利用しますが、現金は対応できません。ドンキでは札束でもOKになるわけです。

中国の金持ちは、多くが役人かその関係者で、会社や国からお金を巻き上げ私腹を肥やすのは国技のひとつです。その取り締まりが厳しくなっており、表に出せない現金を日本に持ち込み高額な時計や宝石を購入することで一種のマネーロンダリングが可能になる。かもしれない、と市場が裏読みしたのです。あまり筋の良い話しではなかったですね。銘柄としてお勧めはしません。

【のび太】

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