株式コラム247・日本が安パイ
2015年08月28日
日経平均が一週間で三千円も下がりました。株式市場の乱高下は日常茶飯事ですから、大げさに騒ぎ立てることはありません。売りたい人はどんどん売り、買いたい人は買う。その需給関係で値段が動く。上がったら下がり、下がったら上がる。それが相場です。
目処は一万七千円くらいでどうでしょう。文句なしの割安圏です。
政府も日銀も暫く静観したほうがいい。売りたい人には売り切ってもらう、それが底を打つ一番の近道です。中国のように中途半端に市場原理を採用して都合が悪くなったら規制を掛ける、最悪です。
日本株が売られたのは、世界の中で最も安定し値下がりしていなかったから、かえって格好の売り対象になってしまったのです。
さらに急激な円高。これはリスク回避したい大量の資金が最も安全な避難先として日本円を買ったからです。
結局、日本への投資が一番安パイであると世界中が認めたのです。数年に一度のバーゲンの始まり。慌てず銘柄を探してください。【のび太】