株式コラム227 分析より決断
2014年10月24日
株価が大きく下がったり上がったりしていますね。さて、この先どうなるのでしょうか。
いろいろ心配事があります。イスラム国、ウクライナ、エボラ感染。決して遠い国の話しではなく、これだけグローバル化した世界では、日本の経済にも影響を与えることは間違いありません。
株式投資に大切なことは、これらが日本経済に与える影響を分析、あるいは予測して一儲けを目論むことでありません。そんなことは無理です。それよりも、何が起こっても自分の資産に大した影響がない範囲でしか株を買ってはいけない、これこそが特に乱世の時代に最重要なことです。
株価は必ず、その企業の業績と株主還元を評価する水準へ戻ってきます。グローバル企業ほど世界の混乱に影響を受けますが、これまで幾多の混乱を克服してきた力があるからこそグローバル企業なのです。
将来を見込んで投資した会社なら思い切って買い増し。見限るのなら損でもさっさと売る。投資とは分析よりも決断です。 平成26年10月24日【のび太】