株式コラム201 半沢直樹、証券へ
2013年09月27日
最終回の視聴率が42%となった人気ドラマ半沢直樹。主人公が最後の最後に頭取から言い渡された出向先が証券会社です。激闘に勝ったはずの半沢の顔がみるみる怒りに歪みドラマは終りです。
ある証券マンはこれを見て厭な予感がよぎったそうです。それは、決して証券会社行きは左遷だという事実に気分を害したのではなく、この展開は、きっと続編が用意されているという不安です。
つまり次回は証券会社が舞台になります。銀行ですら、あんなにドロドロに描かれたのですから、昔からノルマがきつく夜討ち朝駆けのドブ板営業というイメージが払拭されていない証券会社を、あんな劇画タッチに脚本されたらどんな営業現場が登場するのか、またこの業界が誤解されるというわけです。
「確かに昔は灰皿が飛んできた」という証券会社、楽しそうじゃないですか。あのドラマの魅力は、表現は大袈裟でも全く嘘でもないことです。思い切りやってもらいましょう。【のび太】平成25年9月27日