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株式コラム203 米議会の茶番劇

株式コラム203 米議会の茶番劇

政府機関まで閉鎖させ、世界中が呆れる茶番劇をアメリカ合衆国大統領とその議会が真面目な顔してやっていた。それが債務上限の引き上げをめぐるバカバカしい駆け引きでした。事件発生で出動した警察官が、今日はボランティアです、なんて言う姿は滑稽でしかありません。

市場も全くの白けムード。本当に国債が紙屑になると心配するのなら、金利は際限なく上昇し、株価は世界中で史上最大の暴落です。現実は、お付き合い程度に動いただけで、ほとんど知らん顔。最後まで冷静でした。この茶番は、議会のねじれが解消されない限り、そして財政赤字が増える限り続きます。

日本もねじれには苦しみました。今の政権が次々に政策を打ち出せるのは、昨年の衆議院選で過半数を獲得したからです。今後三年間はねじれ無しが保障されています。国会運営、経済、外交、そしてオリンピック誘致、あらゆる場面で安倍政権にはしたたかさと強運を感じます。国も会社も全てトップ次第。【のび太】

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