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株式コラム202 企業のガバナンス

株式コラム202 企業のガバナンス

大手都銀がヤクザとの取引を認めて謝罪。例えばこういう不祥事が起こると、ガバナンスがなってないと指摘されます。ガバナンスって何だろう。良く意味が分かりません。「企業統治」なんて訳されるとますます分からない。

一般的には企業倫理と企業成長の両立。企業は不正行為をしないで成長し企業価値を高める、という考え方です。大企業は監査役や社外取締役を招いて不祥事を防ごうと努力します。

一方、そんな余裕のない地方の零細企業はどうしているのか。それは「世間は狭いね」と言われる小さな町で、いろいろな団体(会議所、PTA,町内会、趣味の会、ライオンズなど)に所属し、何かあったら「あいつは行儀が悪い」なんて評判がすぐに広がってしまう、そんな環境にあえて身を置くことで経営者も従業員も自分をコントロールせざる得ない。これが一番のガバナンスになっているのです。何かと縛られて窮屈な世界を形成するのも意味があるのです。
平成25年10月11日【のび太】

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