ＡＩＪ投資顧問の社長は証人喚問の場で、最初から顧客をだますつもりはなく、解約のための資金、ご丁寧に元本にありもしない利益を加えて返しているその資金を、他の顧客のお金で充当していないと言いました。真っ赤な嘘。

仲介した証券会社の社長は、問題が発覚したら急に素人だと言い出し、海外から届いた運用報告書は開封もしないでＡＩＪ社長に渡していたから中身は分からなかったと言いました。呆れた嘘。

ＡＩＪを年金基金に紹介したコンサル会社社長（旧社保庁の天下り）は、自分を被害者だとウソぶり、金商法上の投資助言に無登録でありながらそんな認識はなかった、ＡＩＪ社長は善意の協力者で接待を受けたこともないと言いました。全部嘘です。

こんなでたらめ人種に年金を託した方も悪い。業界内では派手な接待は有名で、良すぎる運用成績を疑う声もあったのです。制度やルールの問題ではなく根性が悪すぎる。金融業界が社会的に尊敬される日など来ない。【のび太】平成24年4月24日掲載