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投資のヒント156 球団オーナーになる

投資のヒント156 球団オーナーになる

携帯ゲームのモバゲーを運営するDeNAが横浜ベイスターズの新オーナーに名乗りを上げました。近年は、ソフトB、楽天の情報通信系の企業が羽振り良く球団を買っています。  業種別に見ると、かつて鉄道会社が七球団を所有し、その後、食品、不動産、金融、小売が顔を出し、いくつかの変遷を経て、今回の買収で、鉄道2、新聞社2、自動車1、食品3、金融1、情報通信3という内訳になります。

そもそも黒字経営の球団は売りには出ませんから、球団のオーナーになるのは並大抵ではありません。次に売りたいオーナーはオリックス当たりでしょうか。

では、誰が買うのか。DeNAと二強のグリーが候補ですが、おそらく手を出さないでしょう。トヨタも球団は買いません。ドラゴンズを買ったら、阪神や巨人ファンに車が売れなくなりそうです。

誰も楽天が球団名になると思わなかったように、今後も、意外な業種が出てきそう。医療福祉関連で、新球団「横浜デイサービス」なんて。【のび太】平成23年10月28日掲載

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