投資のヒント117 TVがおかしい
2010年03月12日
最近、TV番組の異変に気がつきませんか?
・看板アナウンサーが次々に降板して、局アナに代わる。
・同じCMを連続で流す。
・ひな壇にお笑い芸人を並べて大騒ぎ。中身の薄い番組を一時間も引っ張る。
・高視聴率の番組が突然、打ち切りになる。
・ゴールデンタイムのメジャー番組のわりにスポンサーが今ひとつメジャー企業でない。
全て、スポンサー企業がコスト3K、交通費、交際費、広告費を削り、それを受け放送局が番組制作費を削った結果です。
放送局各社は、人気のドラマを映画化させるなど手を打っています。ガリバー・電通の収入を見る限り最悪期は脱したようですが、広告費の削減は不景気だけが原因でありません。
例えばトヨタは90%の車を海外で売っていますが、宣伝費の大半は国内です。将来性のある地域に、もっとシフトしたいと考えるのは当然で、グローバル化の結果、CMも海外へという時代になったのです。
【のび太】平成22年3月12日掲載