菅総理が法人税の減税を決断しました。現行の40％から５％の減税率です。企業の成長なしに経済成長はなく、経済成長なしに福祉の充実はなく、雇用もなく、財政再建もできない。株も上がらない。民主党政権が発足して、ようやくこの簡単な方程式が実行される気配がします。

それくらいの朗報ですが、やはりケチを付ける人はいるもので、曰く「効果は薄い。日本の法人税はまだ高い」あるいは「中小企業は大半が赤字で減税の恩恵はない」というのです。

効果はあります。５％なら５％分の効果は間違いなくあります。始めの一歩がなければ二歩目はないのです。財務省は３％程度を目論んでいたのですから上出来です。

次に、確かに赤字企業には恩恵ない。だったら恩恵があるように黒字にしてもらいましょう。儲けて、雇用して、ボーナス支給して、納税してこそ企業の存在 価値です。儲けている企業を優遇し、ますます儲ける。それが経済再生であり、将来の税収アップです。
【のび太】平成21年12月25日掲載