麻生総理の「株屋」発言について。有識者会議で、そもそも口火を切ったのは松井証券の社長でした。
松井社長「個人投資家を呼び込むために株式は悪だという雰囲気を払拭しないと」
首相「松井さんの意見は賛成だよ。しかし株屋って信用されてないんだよ。株をやってると言うと田舎では何となく怪しげよ。あの人は株やってんだってさ、と言ったら今でも何となく眉に唾つけてところあるでしょうが。松井さんどこで生まれたか知らないけど、僕ら田舎では間違いなくそうよ。経企庁長官のときから貯蓄から投資というの10年以上も言ってるけど、何となく株ですかって感じ。」
その後、別の証券関係者から「総理の言ったように、日本には株と言ったら避けて通るムードがある。もっと投資のリテラシー（教養）を高める方策を」との意見。
個人投資家を呼び込むため、「株式投資」に付きまとう負のイメージを払拭すべきとの点では出席者は一致していました。問題は総理の表現力。これもマンガ仕込み？ 【のび太】
平成２１年３月２７日掲載