投資のヒント100 100回目
2009年06月26日
【のび太】です。このコラムも第百回目。四年を越えてお付き合いをいただきました。
その間、日経平均は一万二千円から一万七千円まで上昇し、その後、半値以下の七千円まで下落するという波乱の動きとなりました。【のび太】はその動きを的確に予測し、皆さまにお伝えできた・・・というのは嘘です。
「金融危機をどんなに織り込んでもせいぜい一万円」と考え、投資のチャンスと書き続けました。しかし、株価は残酷に下落を続け、七千円を割れたのが昨年の10月。新聞社から、あるいは読者から、嘘ばっかり書くな、とのお叱りを覚悟に「買いだ!」と書くと、その直後にまた下げる、その繰り返し。
毎日下げる株価を目の当りに、さすがの【のび太】も「株はまだ下がる」と書こうかしら、なんて思ったまさにその瞬間、手のひらを返したように反転し始めました。
本屋の店頭に、経済がメルトダウン、何?溶けて無くなる?訳の分らないタイトルが並んだら株価は底を打つ。
今、ようやく一万円を回復し、一息ついています。さて問題はこれから。 震源地である金融が落ち着くには、もう少し時間がかかりますが、世界経済は今でも発展パワーを持ち、景気はいつでも立ち直る潜在力があると信じます。
4466464ただし、北朝鮮の爆発やパンデミックなど予想を超える悪材料が飛び出さないという前提付きですが。 【のび太】
平成21年6月26日掲載